患者さんのためのインプラント総合情報サイト。インプラントに関する疑問にわかりやすくお答えします！

　インプラントを専門的に行ない、症例数も多い歯科医院においては、正確な診断のもと手術を行いますので、ほとんど問題が起こることはないと思います。また、現在では手術自体は、ほぼシステム化されていますので、熟練されたドクターの手術を受ければ5年後も機能している確率は95％以上といわれています。

　10年前と比べ、インプラント治療を行う歯科医院も増えてきました。インプラント治療は手術を伴いますので、術者の技量によって結果は大きく異なります。簡単に言えば、「経験年数10年、年間手術数200例、年間インプラント埋入数300本のドクター」と、「半年前にインプラントセミナーにて覚えてきたばかりで、患者様に治療をするのは初めて」、というドクターのどちらの治療をご希望されるでしょうか？

　またこの5年間でインプラント治療は大きく変わりました。具体的にいえば歯科用CTの普及により、より正確な診断が行われるようになりました。医科用CTでは1～2㎜のスライス幅であるのに対し、歯科用CTでは0.1mmのスライス幅で撮影することができるためより精度の高い治療を行うことができるようになってきました。またそのCTのデータを活用して精度の高いステント

を利用して歯肉を切開することなくインプラント治療を行うことも可能となってきました。そのような正確さ、便利さ、患者さまにとっての快適さを追求していくとどうしても設備が大掛かりになってきます。歯科用CT装置に加え専用手術室の完備、全身管理モニターの設置など設備の充実に加え、一人の歯科医師による手術ではなく、複数の専門知識を持った歯科医師によるグループ診療が必要不可欠になってきます。

　そうなると個人の小さな規模でインプラント治療を行うのは段々難しくなってきます。実際患者様の流れとしても、設備の整った施設で治療を受ける方が多くなってきているようです。もちろん個人で小規模でインプラント治療を行っている立派な先生も多数いらっしゃいます。しかし現在では正確な情報を患者様自身が把握するのが難しい状態にあります。

　そこで今後当サイトでは、独自の調査で、信頼できるインプラント治療を行う全国の歯科医院を紹介して行こうと思います。